ベットや寝具のダニやハウスダストが気になる・・・そんな悩みを解決してくれる布団クリーナー。
でも、実際に使ってみないと、その吸引力や効果はわからないので購入を迷ってしまいますよね。
アイリスオーヤマの布団クリーナーは、お手軽な値段で買えるのにハウスダスト除去に強い機能がもりだくさん。
私も実際に他の布団掃除機を使っていたのにダニの被害にあいましたが、アイリスオーヤマの布団クリーナーを使い始めてからは、全く刺されることはなくなりました。
今回は、わが家でも実際に使って効果を実感できたアイリスオーヤマの布団クリーナーについて詳しくレビューします。
・アイリスオーヤマの布団クリーナーの実際の使い心地や吸引力
・メリットやデメリット、使用上の注意点
・ダイソンなど他の布団クリーナーとの比較
・他のモデルとの比較
アイリスオーヤマ布団クリーナー IC-FAC2を実際に使ってみた口コミ
ダイソンからアイリスオーヤマに買い替えた理由
わが家では、もともと寝具の掃除にはダイソンの布団掃除機を使用していました。
アイリスオーヤマの布団クリーナーに買い替えた一番大きな理由は、ダニの被害にあったこと。
週1日くらいの頻度では、ベットや寝具を掃除していたつもりが、梅雨の時期に刺されてしまいました・・・
その他にも、ダイソンからの買い替えを検討した理由にはこんな点があります。
✔️充電がすぐに切れる
✔️ダストカップの掃除がしにくい
たくさんある布団クリーナーの中でも、アイリスオーヤマの布団クリーナーは、ランプの表示でハウスダストの量がわかること、口コミが良かったことが購入の決め手になりました。
アイリスオーヤマ布団クリーナーの使い心地・吸引力
アイリスオーヤマの布団クリーナーは吸引力が弱い、髪の毛が取れないなど悪い口コミも見られますが、個人的には吸引力は十分に感じています。
詳しく吸引力や使い心地についてもレビューしてみました。
ダイソンを使った後にどれだけハウスダストが取れるか検証
もともと使っていたダイソンの布団掃除機を使った後に、アイリスオーヤマの布団クリーナーを使ってどれだけハウスダストが取れるか検証してみました。
(※購入直後に検証したので、ダストカップは綺麗な状態で検証しています。)
比較の掃除をしたのは、シングルベットと羽毛布団3つずつの3人分の寝具です。
ダイソンでも十分綺麗になった気がしましたが、終わった後でアイリスオーヤマの布団クリーナーのダストカップを開けてみてびっくり。
細かいホコリのようなゴミがフィルターにびっしりとこびりついています。
中には髪の毛もチラホラ。
見た目だけではわからないハウスダストがこんなに取れていました。
吸引力ではダイソンも優れていると思っていましたが、改めて布団クリーナーの威力を思い知りました。
重さ・掃除のしやすさなどの使い心地を検証
わが家で購入したアオリスオーヤマ布団クリーナーIC-FAC2の重さは1.6Kg。
布団クリーナーでは最軽量タイプです。
元々使用していたダイソンは1.63Kgと表記されていて300gしか違いはないはずですが、アイリスオーヤマの方がかなり軽く感じます。
持ち方が違うため、重心が違うのかもしれません。
ダイソンと比較するとヘッドの大きさは2倍近く違いました。
ヘッドが大きいと広い範囲で掃除ができるので、布団の往復回数が半分で足ります。
長さはダイソンよりやや短め。
ダストカップもダイソンは後ろについていますが、アイリスオーヤマの布団クリーナーは前側で形もダイソンより小さめです。
普段のお掃除についてはこちら。
まずダストカップやフィルターのお掃除方法からご説明します。
ダストカップの上側にあるツマミを押し開けると簡単に取り外すことができます。
取り出したダストカップやフィルターは水洗いできます。
中のハウスダストが周りに飛ぶのを防止するためにも、水の中でフィルターは取り出した方が良いです。
中性洗剤を少し入れて放置しておくとハウスダストが綺麗に取れると説明書に記載がありましたよ。
汚れを落としたら、日陰で干しておきましょう。
反対にして干しておいたところ、夏場だったせいもあってか2時間くらいでカラカラに乾いていました。
一回のお掃除で軽く洗っただけでも、かなり綺麗になりました。
感覚的には、ほとんどが乾かしていた時間で実際に掃除にかかった時間は5分程度だったので負担は感じませんでした。
使ってわかったアイリスオーヤマ布団クリーナーIC-FACのメリット・デメリット
実際に使ってみてわかったアイリスオーヤマの布団クリーナーのメリットやデメリットをまとめてみました。
・吸引力は十分
・自立式でコンパクトにしまえる
・ダストカップの掃除がしやすい
・ダイソンより軽い
稼働中3色に変わるので、緑ランプになるまで掃除すれば綺麗になるのが視覚的にわかりやすいです。
実際に、最初は赤色だった箇所も、1〜2回掃除すると緑色になり、そこから何度掃除しても緑色のままだったので、しっかりセンサーが働いていることがわかりました。
わが家では、和室のはじにそのまま置いていますが、立てられると邪魔にならなくて便利でした。
ダストカップを綺麗にしたい時は、このツメの部分を押しながら引くと簡単に開きます。
あとは、ダストカップとフィルターを水洗いしてしばらく乾かすだけでお掃除が完了です。
改良されたIC-FAC3からは、使い捨てフィルターを捨てるだけで簡単にほとんどのお掃除ができますよ。
水洗いしても汚れが気になる場合は、ダストカップも単体で別売りしているので交換もできます。
・シーツの掃除には工夫が必要
コードの長さは4mなので、使用する場所によっては延長コードが必要となるのがデメリットです。
また、当然ですがコンセントがない場所では使用できないので、野外への宿泊時などには使いずらいです。
また、吸引力が強いため、シーツ自体を掃除すると吸い込んでしまって掃除がしずらいのも難点。
片手で掃除機の真後ろ側のシーツを引っ張りながら吸い込むと掃除がしやすいですよ。
ぜひ試してみてください。
アイリスオーヤマ布団クリーナー IC-FACの特徴3つ
アイリスオーヤマ布団クリーナー IC-FACは、ダニやハウスダストの量が多い順に赤→オレンジ→緑とランプの色が変わります。
ダニ本体だけでなく、ダニのフンや花粉といったかなり小さいものまで検知できる高性能なセンサーを搭載。
ランプが緑色になるまで掃除すれば良いので、綺麗になったかどうかが目に見えて安心感があります。
運転モードは、ターボ、標準、弱の3段階。
弱以外の2のモードでは、高速振動のたたきが付いていて、可動と同時に約6,000回〜約14,000回/分振動。
高速に振動することで布団にしがみつくダニや繊維に入り込んだハウスダストも逃さず吸い込みます。
3分間の使用で、なんと98%以上のハウスダストが除去できますよ。(※IC-FAC4は99%以上のハウスダスト除去率)
アイリスオーヤマ布団クリーナー IC-FACは、吸引と同時に温風でふとんをふっくら温めて、ダニが繁殖しにくい環境を作ってくれます。
稼働時の温度もドライヤー並みの暑さにはならないので、子どもが使っていても安心です。
心なしか布団クリーナーをかけた後は、布団がふっくらして滑らかな肌触りになりますよ。
アイリスオーヤマ布団クリーナー IC-FACシリーズ比較
アイリスオーヤマの布団クリーナーは、IC-FACシリーズだけでも3種類の機種が販売されています。(2023年9月時点)
それぞれの機種の特徴を、わかりやすく表にまとめてみました。
数字が大きい機種ほど新モデルとなっています。
IC-FAC2 | IC-FAC3 | IC-FAC4 | |
特徴 |
アイリスオーヤマ |
IC-FAC2の改良 シリーズ。 たたき回数を 増やし、使い捨て フィルター を新搭載。 |
回転ブラシを 新搭載。 たたき回数も大幅に アップし、ヘッドも 大きく改良。 |
重さ | ◎ 最軽量1.6Kg |
◎ 最軽量1.6Kg |
△ 2.2Kg |
たたき 回数 |
約6,000回/分 | 約6,500回/分 | 約14,000回/分 |
機能 | 温風:○ 自立式:○ 使い捨てフィルター:× 回転ブラシ:× |
温風:○ 自立式:○ 使い捨てフィルター:○ 回転ブラシ:× |
温風:○ 自立式:○ 使い捨てフィルター:○ 回転ブラシ:○ |
だいたいですが、機種が一つ新しくなるごとに3,000円前後高く販売されているようでした。
それぞれの機種でおすすめしたいタイプはこちらです。
用途に合わせて選んでみてくださいね。
・リーズナブルかつ簡単にゴミ捨てができるタイプを探している方 → IC-FAC3
・多少重くてお値段が高めでも吸引力を重視している方 → IC-FAC4
アイリスオーヤマ布団クリーナー全4種の比較
アイリスオーヤマのコード付き布団クリーナーは、現在全部で4種類が販売されています。
全ての機種の特徴をまとめてみました。
(※価格については、2023年9月時点のネット販売店経由の価格を参考にしています。)
ハイパワーモデル | 標準モデル | |||
モデル | IC-FAC4 | KIC-FAC4 | FCA-B2H FCA-22H |
FCA-13 |
ヘッド | ワイドたたきパッド +高速回転パワーブラシ |
ワイドたたき パッド+高速 回転パワーブ ラシ+パワー モーター |
サイクロン ストリーム ヘッド +たたきパッド |
|
たたき 回数 |
14,000回 | 15,000回 | 14,000〜15,000回 | 6,500回 |
パワー モータ ー |
ー | ー | ○ | ー |
消費 電力 |
600W | 400W | ||
パッドの 大きさ |
約30cm | 約20cm | ||
重さ | 2.2Kg | 1.6Kg | ||
大きさ (収納時) |
W300 D167 H420 |
W250 D144 H403 |
||
参考 価格 |
約15,000円 | 約25,000円 | 約17,000円 約13,000円 |
約9,000円 |
最強の布団クリーナーは、FCA-B2H。
FCA-B2HとFCA-22Hは、初めてパワーモーターを搭載。
高速たたき機能でたたき出して、高速ブラシでかき出し、パワーモーターの最強の吸引力で吸い込むという3つの機能を一台に濃縮したモデルです。
その中でも、FCA-B2HはFCA-22Hと比べて1,000回たたき回数が多い設計になっていますよ。
・パワフルな吸引力が欲しい方 → IC-FAC4、KIC-FAC4
・最強の吸引力が欲しい方 →FCA-B2H、FCA-22H
ダニ対策におすすめの他のグッズ3選
布団クリーナー以外にも、実際に使用して特におすすめしたいグッズを3つご紹介します。
薬局やドラックストアでも販売している場合もありますが、一時期は大人気商品のためネット販売経由でも購入が難しくなっていたほど。
1週間使用し続けることで、ダニアレル物質(ダニ排泄物)の生成を抑制。
ダニを無力化するので、掃除機で除去しやすくなります。また、ダニがはい上がらないので表面にダニがいない状態を保てますよ。
においも特になく、1日中使っても効果が60日間も続くので経済的です。
ダニ用と蚊用があるので購入時にはご注意ください。
その最大の特徴は、布団やたたみの表面に移動してきたダニを待ち伏せして駆除すること。
ダニは日中明るい場所を避けて布団やたたみの奥底に潜んでいるので、待ち伏せ駆除は効果的です。
また、新しくなったエアゾールスプレーなら、広い範囲でも楽にスプレーできるのに薬剤が舞い散りにくい設計になっています。
今までいくつかのスプレーを使ってきましたが、どれもニオイがきつく、噴射後ベタつくものもありました。
キンチョーのダニがいなくなるスプレーは、そこまでニオイが気にならないですし、ベタつくこともありませんでしたよ。
実家に帰省した際にカラリエのツインノズルタイプを使用しましたが、その威力に感動しました。
普段ノズルが1つのタイプの布団乾燥機を使用しているわが家。
ダニ対策でシングルのかけ布団2つを温めるとなると、ノズルの位置を何度も変えなければならず、軽く5〜6時間はかかっていました。
ツインノズルのカラリエなら、2ヶ所を一気に温められるので、その時間も半分に。
布団のふっくら具合も格別の仕上がりで、普段の寝具と違っても快眠できました。
夏モードもあるので、暑い時期の布団乾燥にもサラッと使えて便利ですよ。
購入前に知りたいQ&A
うるさい?可動音はどのくらい?
パワフルな掃除機なので可動音はそれなりにします。
集合住宅にお住まいの方は、夜の使用は控えたほうが良さそうです。
ただ、高温ではなくあまり耳触りが悪い音ではないので、長時間かけていてもあまり気になりません。
保証期間は?
アイリスオーヤマ布団クリーナーの保証期間は1年間です。
万が一故障した場合に備えて、購入時の保証書は必ず保管しておきましょう。
付属品は?
アイリスオーヤマの布団クリーナーIC-FACシリーズはそれぞれ付属品が異なります。
具体的にはこちらの表の通りです。
製品名 | 付属品 |
IC-FAC2 | 集じんフィルター(本体にセット済) 排気フィルター(本体にセット済) |
IC-FAC3 | 集じんフィルター(本体にセット済) 排気フィルター(本体にセット済) 使い捨てフィルター25枚(1枚は本体にセット済) |
IC-FAC4 | 集じんフィルター2個(1個は本体にセット済み) 使い捨てフィルター25枚(1枚は本体にセット済み) |
まとめ
実際に使ってみてわかった、アイリスオーヤマの布団クリーナーIC-FAC2の使い心地やレビューに付いて詳しくご紹介しました。
改めて、アイリスオーヤマの布団クリーナーIC-FAC2をおすすめしたい方はこんな用途の方です。
✔️ ダニやハウスダストを効果的に除去したい方
✔️ 軽い布団クリーナーが欲しい方
✔️ 寝具やソファ掃除の手間を減らしたい方