年末になると周りで耳にする機会も増えるふるさと納税。
興味があってもやり方や制度の仕組みがわからず、なかなか利用できていない方も多いのではないでしょうか。
今回は、ふるさと納税の制度がスタートした当初から、継続して毎年制度を利用してきたユーザーの視点で、楽天のふるさと納税について詳しく解説していきます。
ふるさと納税の仕組みをしっかりと理解してお得に活用したいと考えている方はぜひご確認ください。
✔️楽天ふるさと納税の簡単なやり方
✔️ふるさと納税は楽天がおすすめの理由
✔️ふるさと納税の仕組み
✔️気をつけたいポイント
✔️おすすめ返礼品ベスト3
楽天でふるさと納税をする方法
楽天でふるさと納税を行う方法は、すでに楽天会員の方なら3ステップで完了します。
楽天会員ではない場合も、楽天会員登録を行えば以下のステップで進められますよ。
1、控除上限額を調べる
2、返礼品を選ぶ
3、寄附金受領証明書を受け取る
それぞれ詳しく解説していきます。
ふるさと納税で重要なのが、この控除上限額。
ふるさと納税の控除上限額は、収入額や家族構成などによって変わるので、人によって違います。
必ず、自分の控除上限額は寄付をする前に確認しておきましょう。
控除上限額を超えた金額は自己負担となってしまうので注意しましょう!
年収、家族構成、扶養家族の人数を入力するだけで寄付できる上限の目安を教えてくれて便利です。もう少し詳しく調べたい方は、詳細版シミュレーターもあるので利用してみましょう。
詳細版シミュレーターは、譲渡所得、不動産所得など複数の収入がある方でもまとめて計算できますよ。
楽天ふるさと納税のトップページに進みましょう。
楽天では、かんたん返礼品サーチ機能でニーズにあった返礼品を探すこともできますし、金額やジャンル、人気ランキングなどから探すこともできますよ。
返礼品が決まったら、使用時のデバイスごとに以下の操作をして購入を確定させます。
・パソコン→「寄付を申し込む」
・スマートフォン→「購入手続きへ」
寄附金受領証明書とは、地方自治体が寄付金を受領したことを証明する書類で、通常は寄付をした各地方自治体からそれぞれ送られてきます。確定申告をする際には、所得税の還付や住民税の控除を受ける際に必要になる書類なので、なくさないように保管しておきましょう。
e-Taxやマイナポータル連携にも対応しているので、確定申告手続きもオンラインで完結できますよ。
楽天ふるさと納税のおすすめポイント
色々なふるさと納税のサービスを試した中でも、特に楽天のふるさと納税をおすすめしたいポイントは次の3つです。
1、楽天ポイントが貯まってお得
2、返礼品の数と口コミが充実
3、手続きが簡単
楽天ポイントが貯まってお得
楽天ポイントは通常は100円で1ポイント(1%)の還元率。
ふるさと納税は、独自に還元率アップをしている商品もありお得です。また、特に年末は楽天スーパーセールなども開催しているので、キャンペーン中に購入することで通常より多くポイントをゲットすることもできますよ。
楽天ポイントで返礼品を購入した場合も、税控除の対象にできるのも嬉しいですね!
返礼品の数と口コミが充実
2023年5月時点で、参加自治体数は 1,533、 返礼品数は46万点以上と返礼品も選びきれないくらい豊富に取り揃えています。また、楽天の強みの一つはその口コミ数の多さ。
商品によっては数千件以上の口コミがあり、実際の購入者の声を確認してから購入できるのが安心です。
手続きが簡単
楽天ふるさと納税はその手続きの簡単さも魅力の一つ。
楽天市場ユーザーなら、返礼品の紹介ページの構成も普段のお買い物と似ているので、初めてでも同じように利用できます。
また、面倒な確定申告も自分でしなくて良い「ワンストップ特例制度」もあります。
✔️寄付自治体が5つ以下の方
この条件を満たす方なら、購入後届く申請書や各種必要書類を寄付先の各自治体にサインして送るだけでふるさと納税の税控除が受けられますよ。
楽天の「ワンストップ特例制度」の使い方
「ワンストップ特例制度」とは、控除に必要な申告の手続きの一部を寄付先の自治体が代行してくれる制度です。
先に説明したワンストップ特例制度の条件に当てはまる方でしたら、この制度を利用した方が簡単に手続きが完了しますよ。
楽天のふるさと納税でワンストップ特例制度を使う方でしたら、こちらの3ステップで完了します。
STEP2.寄付した自治体から領収書と「特例申請書」を受け取る
STEP3.「特例申請書」に記入をして翌年1月10日までに提出
ワンストップ特例制度を利用した申請は、各自治体それぞれに行う必要があるため注意しましょう。
なお、特例申請書を提出する際に必要な本人確認書類もあります。
詳しくは、「楽天ふるさと納税を利用する際の注意点」をご確認ください。
【わかりやすく】ふるさと納税の仕組みとは?
ふるさと納税は利用したいけど、イマイチ仕組みがわからない・・・
という方に向けて、社会保険労務士資格を活かして、ふるさと納税についてわかりやすく解説してみました。
ふるさと納税とは、「生まれた故郷や応援したい自治体に寄付ができる制度」です。
自治体はお礼として、寄付金の30%以内相当の返礼品を送ります。
そして、手続きをすると寄付金のうち2,000円を超える部分については所得税の還付、住民税の控除が受けられる仕組みになっています。
例えば、ふるさと納税を使って、5万円分の寄付を行うと、自己負担は2,000円で、翌年の所得税と住民税から48,000円分が減額された上に、15,000円相当の返礼品を受け取れるというお得な制度です。
48,000+15,000=合計で、63,000円分のリターンが得られるということですね!
ふるさと納税で得をするには?
ふるさと納税では、先ほどお伝えした通り、寄付した自治体から「寄付金の30%以内」相当の返礼品が送られてきます。
そのため、自己負担額2,000円以上相当の返礼品を受け取りたいとなると、最低でも6,700円以上の寄付金が必要になります。
逆に言えば、これ以上の寄付を行えば、それだけ返礼品は増えて還付や控除が増えるという仕組みです。
寄付金は3,000円くらいからできるものもありますが、制度がスタートした初年度からふるさと納税を毎年利用してきたユーザー目線で見ると、1万円以上の寄付金の返礼品のもののほうがお得に感じるものが多かったように感じます。
楽天ふるさと納税を利用する際の注意点
特に、年末にまとめてふるさと納税を利用すると翌年1月10日までの特例申請書の提出で慌てることになります。
期限内に提出できなかった場合は確定申告となってしまうので、必要書類を準備しておくと安心です。マイナンバーカードがある方は、その両面コピーと特例申請書の提出で足りますが、そうではない方も下記を参考に準備しておきましょう。
※1 個人番号通知カードについては、記載された氏名、住所等が住民票に記載されている事項と一致する場合は、マイナンバー(個人番号)を証明する書類として使用できます。
一致しない場合、個人番号通知カードはマイナンバー(個人番号)の証明としてはご利用いただけません。
シミュレーターだけで不安な方は、総務省のふるさと納税ポータルサイトでも詳しく調べることができますよ。
損をしないためにも、毎年確認されることをおすすめします。
例えば、収入がゼロの専業主婦の方でしたら、その方名義で寄付をして申告をしても、そもそもの収入がないため還付や控除の恩恵を受けられません。そのため、申告を行うのが旦那さんの場合、必ず旦那さん名義で寄付を行うようにしましょう。
楽天でふるさと納税を行う場合も、旦那さんのアカウントで購入するか、旦那さんのアカウントを作ってから行うことが必須になります。
楽天ふるさと納税おすすめの返礼品
楽天ふるさと納税にはおすすめしたい返礼品がたくさんあるのですが、これまで購入した中で特に良かったもの3点に絞ってご紹介します。
これまで別海町や紋別市など色々な自治体のホタテを購入しましたが、北海道産ホタテは外したことがないほどどこの商品も肉厚で美味しかったです。解凍してお刺身にしたり、バターと醤油でホイル焼きにしたりと、色々な調理方法で楽しめるのもおすすめポイントです。
15分ほど湯煎すれば、まるで出来立てのような美味しいハンバーグが食べられます。
ハンバーグ大好きな息子に色々探してみましたが、20個もこの値段で入っているのはここの商品だけでした。
お肉の脂身が苦手な私でも、この赤身は美味しく食べられるほど、あっさりしていながら柔らかくて食べやすいお肉でした。大きくスライスされたお肉が2パックも入っているので、お得感もありますよ。
楽天のふるさと納税で嬉しい節税を
楽天のふるさと納税についてのまとめはこちら。
✔️自己負担2,000円で賢く返礼品&ポイントもゲット
✔️簡単手続きで負担なく始められる
✔️寄付上限額・名義には注意
お得に活用できるだけでなく、応援したい自治体への貢献感がめばえたり、知らなかった地域を発見できたりと視野が広げられる良い機会にもなります。
ぜひ利用してみてください。