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【不妊治療口コミ】木場公園クリニック体外受精・顕微授精の費用や評判

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江東区にある「木場公園クリニック」
不妊治療の”最後の砦”と言われるほど高レベルの技術を持つ不妊治療専門のクリニックです。

私は第1子をこちらの治療で授かり、第2子の不妊治療を1年以上受けています。
タイミング療法から人工授精、体外受精、顕微授精まで一通りの治療を経験。

今回は実際の現役ユーザーの視点で、こちらについて詳しく解説します。

✔️木場公園クリニックのおすすめポイント
✔️イマイチなところや注意点
✔️病院が公開している妊娠率
✔️実際の採卵や移植のスケジュール
✔️治療にかかった費用

他の不妊治療専門病院も複数利用経験があるので、他の病院と比較したポイントも忖度なく詳しくご紹介していますよ。

木場公園クリニックで不妊治療を受けようか検討されている方はぜひ参考になさってみてください。

こちらの記事を読めば、木場公園クリニックでの受診イメージは大体持てると思います。

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木場公園クリニックをおすすめできる4つのポイント


これまで合計3つの不妊治療専門病院を利用した私。

圧倒的におすすめできるのがこの木場公園クリニックです。
具体的に4つのおすすめポイントをまとめてみました。

1、医師の熱意を感じる&質問への回答が的確

一番違うと感じるのはこのポイント。
不妊治療というタイミングや運が作用する分野だからなのか、他院の医師の中には質問してもわからないと答えられたり、面倒くさがられることも多かったです。

その点、木場公園クリニックの先生たちは、ただ単純にわからないと答えるのではなく、これまでの実例や可能性などを数字で答えてくれる先生が多いです。

過去の口コミを見ると、派遣の医師が多く流れ作業になっているという口コミが見られますが、現時点ではほとんど常勤医師で流れ作業感は感じませんよ。

ただ、特に土曜日は派遣の先生も一部こられているようです。

また、何よりもほとんど全ての先生が患者さんの妊娠を何としてもお手伝いしようとする熱意を感じます。

例えば、私は夫が不在のことが多く、なかなかタイミングを取るのが難しかったり人工授精日程をベストなタイミングで組むことが難しいことが多々ありました。
そんな時も、その回を見送るのではなく、内膜を厚くする注射をしてくれたり、シリンジでのタイミング療法を教えてくれたりと本当に毎回後押しをしてくれています。

常に不安と隣り合わせの治療だからこそ、先生がしっかりと伴走してくれるのは心強いですよね。

医師も勧めるシリンジについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をぜひ読んでみてください。
▶︎【口コミ】家庭用シリンジ法キット「プレメントシリンジ」の体験談とレビュー

2、他院にはない技術力を感じる
これは正確に調べたわけではないので、私の経験則に基づくものですが、木場公園クリニックの技術力の高さを感じる場面が大きくはこれまで2回ありました。

1つ目は、人工授精の際の精子調整時です。
人工授精の場合、採精した精子をいったん機械で洗浄して濃縮、調整する処理がされます。
多くの場合、この処理で精子の運動率を改善させてから人工授精にのぞみます。

この時の運動率の上昇が、木場公園クリニックは他院に比べて圧倒的に高かったです。
具体的には、他院で30%前後の運動率の場合、処理をしても50〜60%程度だったのが、木場公園クリニックでは80〜90%前後まで上がっていました。

私はこれまで人工授精を5回して2回妊娠。木場公園クリニックの技術力の高さに助けられたのでは・・・と思っています。

2つ目は、体外受精の採卵時です。
体外受精で作られた卵胞が10個以上となった時、最終的に成熟卵がどれほど取れるのか医師に質問したときがありました。

偶然いつもは大学病院で勤務していて、特定曜日にスポットで来ている医師だったのですが、木場公園クリニックならおそらく7〜9個くらいだろうと教えてくれました。

その医師は、通常勤務している大学病院であれば採れても5〜6個と答えていると言っていました。

実際に採れた成熟卵は7個でドンピシャ。

医師も認める技術力の高さを感じた瞬間でした。
3、受付との連携もバツグン
何度も定期的に通う必要がある不妊治療。
受付の対応も気になるところですよね。

よく口コミで書かれている愛想の良し悪しや窓口の対応力の高さで言うと、率直なところ可もなく不可もなくというレベルだと思います。

ただ、何か疑問があって問い合わせた時の、医師との連携力は抜群だと感じています。
窓口や電話、どういった形でもすぐに医師に確認してしっかりフィードバックしてくれますよ。

これまで、感じだけとても良くて対応力はイマイチな病院も見てきたので、治療を続ける観点で言うと、こうした困った時の対応力が高い病院の方が安心して通い続けられると思います。

4、第2子外来があるので子連れOK
第2子専用の不妊治療外来があるのも嬉しいポイント。
土日や子どもと一緒に受診したいタイミングも多いと思いますが、子連れNGの不妊治療病院は意外と多いですよね。

木場公園クリニックは、同じビル内の6階が一般不妊治療外来7階が第2子不妊治療外来(子連れ専門フロア)になっています。

子連れ専門フロアには、飲食スペースやピアノが置いてある待合室、オムツ替えスペースがありますよ。

ただし、人気で予約が埋まりやすいので、早めに予約することをおすすめします!

5、予約システムがあるので予約が取りやすい
過去に通っていた病院になかったのがこの予約システム。
木場病院クリニックでは、記録道NETという予約システムを使用しています。

木場病院クリニックのHP「インターネット予約」から、IDとPWを入れてログインすると使えます。
予約の項目を選ぶと空いている日程が”○”で表示されて出てくるので、クリックして予約するだけです。

予約の確認やキャンセルもこちらで手軽にできますよ。

診察や検査の呼び出しも全てメールで届くので、院内で何度も名前を呼ばれるというストレスもありません。

木場公園クリニック受診時の注意点

激混みの時間を避けて受診しよう
どこの不妊治療病院でも避けて通れないのが、待ち時間。

3つの病院を経験しましたが、この待ち時間は一貫して全ての病院がそれなりに長かったです・・・

木場公園クリニックも例外ではなく、特に土曜日と平日の午前中は激混み状態
診察まで2〜3時間、その後会計でも1時間近く待つなんてことは当たり前です。

ただ、平日の午後はかなり空いていることが多いです。
今までの経験上、平日の午後で診察までに1時間以上待ったことはありません。

待つのが嫌な方は、平日午後の予約を強くおすすめします。
また、最近では金曜日には担当医が男性1名しかいないことを患者さんが知っているせいか、金曜日も空いていることが多いです。

体外受精・顕微授精の場合、早朝受診が必要
体外受精や顕微授精を受ける場合、採卵は朝7時15分頃から始まります。
その後の移植も8時15分に病院に行く必要がありました。
(※新鮮胚移植ではなく凍結胚移植の場合の移植時には9時台の来院でした。)

多くの場合、採卵と採精は同時に行われるので、夫婦の予定調整が必要です。

ちなみに、第2子の不妊治療で上の子を保育園に送らないといけない場合など、何らか事情があれば、男性側は朝9時くらいまでの到着で調整してくれますよ。 
支払いは現金払いのみ
全ての支払いは現金のみのため、カードやその他の支払いはできません
体外受精などの場合は結構な金額の現金を持ち歩く必要があります・・・

万が一お金が足りなかった時は、徒歩5分くらいのところにコンビニがATMがあるので基本的にはすぐ降ろせますよ。 

気になる妊娠率は?実際の公開データをご紹介

木場公園クリニックの公式ページには、これまでの体外受精・顕微受精の実績が載っています。
こちらが、凍結融解胚移植後のデータ。

引用:木場公園クリニック

凍結融解胚移植とは、採卵・採精して受精した胚を、いったん凍結してから移植する方法です。
一般的に、そのまま胚を移植した場合と比べて子宮の状態も良いので、妊娠率が上がると言われています。

日本産婦人科学会が発表した体外受精のデータによると、
35〜39歳の妊娠率の平均値は22.46%、40〜41歳以下は14.15%でした。

木場公園クリニックは、
35〜39歳の着床率が35.4%40〜41歳以下は26.1%なので、かなり高いパーセンテージだということがわかりますね。

木場公園クリニックも推奨しているサプリメント

木場公園クリニックでは、バイエル薬品の「エレビット」の服用を推奨しています。
代表的な妊活サプリなので、妊活をしている方は一度は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

私も第二子の不妊治療開始時から今までずっと服用しています。

赤ちゃんの体を作るのに必要な葉酸の量を身体に蓄えるには、毎日400μg摂取しても1ヶ月半かかることがわかっています。
妊活を意識した時から、服用をスタートしておくとスムーズですよ。

【エレビットをお勧めするポイント】
✔️妊活に十分な葉酸の量800μg /日を配合
✔️妊娠に必要な栄養素のほとんどをカバー
✔️葉酸の働きを助けるビタミンB6、B12を含む
✔️日本で初めて臨床試験結果のあるサプリメント

体外受精・顕微授精や採卵のスケジュールは?

これまで私が実際に受けた体外受精・顕微授精治療を元に1周期のスケジュールなどを詳しくご紹介します。
基本的にはどちらも大きくは変わらないスケジュールでした。

個別に治療方針やスケジュールが変わることがあるかと思いますが、参考になさってみてくださいね。

①生理1日〜3日目に受診

周期の初回は、医師との相談と薬の処方がメインになります。
これまで行っていない検査などがある方は、検査も追加になる可能性もあります。

木場公園クリニックで行っている体外受精の方法は主に2パターン。
2つの違いは排卵誘発剤の使用の強度
中度の誘発では、その月の胚移植(新鮮胚移植)もできるそうです。
高度の誘発では、卵巣が腫れるリスクがあるため、基本的には翌月以降の胚移植となります。

私の1回目の体外受精では、5日間連続して夜に排卵誘発剤のフェマーラを服用し、4回ゴナールエフという自己注射を行いました。

その後何回か治療を受けましたが、採卵直前まで自己注射を行うパターンなどもあったので、必要に応じてかなりこの辺りの治療方法は変わると思います。

ゴナールエフは、小学生でも自己注射しているタイプと同じペン型注射。
痛みが苦手で注射が嫌いな私でも自分で注射できましたよ。

②約1週間後に受診

2回目の受診では、ホルモン値を検査する検査をしてからエコーで内診を行います。
問題なく採卵できそうなら、採卵日が決定。

医師との診察前に採卵日の日程がメールで飛んでくるケースもあるので、初めは驚くかもしれません。

翌日から排卵を抑制するため、ボルタレンの座薬を行います。
ボルタレンの座薬は一日3回、朝昼晩に行う他、採卵当日の朝にも行いますよ。

そして、採卵の前日か前々日夜には排卵のトリガーとなる注射を自分で打ちます。


最後の注射はそれなりに痛いし、いかにも注射!という形なので勇気がかなり必要でした。でも、あと少しで終わりです!!

③採卵日

採卵日はだいたい朝7:15〜7:45に来院するケースが多いそうです。
前日21時から絶食の指示が出て、水も禁止。ノーメイクで来院します。

同日に採精になるため、旦那さんも同じ時間に来院しますが、何らか事情がある旦那さんは朝9時くらいまでの来院で良いそうです。

病院に着いたら、下着も全て取って手術着に着替えて、帽子に髪の毛も全て入れて待機室で少し待ちます。
その後、診察券とナプキンをつけたショーツだけ持って手術室へ入ります。

採卵後、ショーツは看護師さんがつけてくれることを知らず、人様に見せられないようなショーツを着けて行った私は赤っ恥でした・・・

採卵は膣内の局所麻酔をしてから行います。
採卵には培養士さんも立ち会うので、採卵後何かチェックしている様子が手術台横のモニターに映りますよ。

私の場合は、麻酔と洗浄など合わせて10分ほどで終了しました。

ちょっとチクチクとした痛みがありましたが、耐えられる程度でしたよ。

採卵後、30分くらい待合室でゆっくりしてから、内診となります。
内診では膣内のガーゼなどを取り除き、出血などの確認をした後に、感染を防ぐ抗生物質を3日分処方されます。

私は、ここで採卵できた卵子の数を教えてもらいました。
新鮮胚移植を行う場合は、翌日に受精卵が培養できたかどうか先生から電話連絡がありますよ。

④胚移植

私の場合は1回目は新鮮胚移植を行ったので、採卵の3日後に受診しました。
移植の場合も8:45集合。だいたいこのくらいの時間になることが多いそうです。

なお、凍結胚移植の場合は、9:30に来院の指示が出ました。

来院すると、初めに医師から胚の状態のフィードバックを受けます。
それから、術後使用する薬の説明を受けてからいよいよ胚移植となります。

胚移植は、採卵と同じように手術着に着替えて、手術室で行います。
採卵よりも、痛みもなく時間も5分くらいで終わりました。
子宮内膜の状態も胚移植直前にエコーで診てくれます。

胚移植自体よりも、その後の服薬が大変なので、通いで仕事をしている方は注意が必要です。

新鮮胚移植の場合、黄体ホルモンを補充するための膣内座薬を、毎日3回8時間おきに使いました。
そして、毎日2回朝夕にジュリナという薬を飲みました。
これを次の妊娠判定まで14日間続ける必要があります。

もちろん、治療に個人差はあると思いますが、座薬は忘れないようにタイマーなどをセットしておくことをお勧めします。

なお、凍結胚移植の場合は、移植後の坐薬や服薬は特にありませんでした。

⑤妊娠判定

最後の妊娠判定日は、来院したら初めにホルモン値を測る採血を行います。
判定までは、1時間くらいかかるので少し待ってから診察になりますよ。

残念ながら妊娠しなかった場合、数日後の生理開始を待って次の周期をスタートします。

費用はどのくらいかかる?保険は使える?

2022年4月から、体外受精も保険が使えるようになりました。
(※但し、年齢や回数、婚姻関係の有無など制限はあります。)

私は一回の体外受精で、8個卵胞を採取して残った卵子・受精卵が1個のみでしたが、こちらのような値段でした。

受診回数 内容 費用
1回目 治療方針相談、処方 約13,000円
2回目 エコー、採卵日決定、処方 約4,000円
3回目 採卵・採精、処方 約47,000円
4回目 胚移植、処方 約58,000円
5回目 妊娠判定 約1,300円

合計 約123,300円かかりました。
受付の方に確認したところ、だいたい20万円を超えない範囲内で治療される方が多いようですよ。

実際に、顕微授精で7個の卵子を採取して2個凍結した際も合計で14万円ほどでした。

自費診療の頃は、一周期で100万円前後かかるケースが多かったようなので、かなり負担が減ったことがわかりますね。

吉田院長ってどんな人?

引用:木場公園クリニック

引用:木場公園クリニック

不妊症関連のセミナーなどへの登壇などもされている吉田院長は、業界でもかなり有名な方のようです。

私は第一子を無事に妊娠した後、木場公園クリニックがある場所からかなり離れた区の産婦人科で出産しました。初診で紹介状を渡した際に担当医から、「あの吉田先生の所で治療してたんだね!」と驚かれました。

実際の吉田院長は、とてもエネルギッシュで明るい方です。
60代近いのではと思いますが、現場にいつもいらっしゃるようで、いつ受診してもよく通る吉田院長の声が聞こえてきます。
患者さんへの対応も親しみやすく、気遣ってくれるので安心して診察もお任せできます。

癖なのか、いつも診察の時は貧乏ゆすりをしていますが、言葉は温かみがある先生なので、個人の癖と考えて気にしないようにしています。

採卵は全て吉田院長が行っているとう噂も・・・!
ものすごい速さで的確に採卵を行う様子からも、技術力の高さがうかがえましたよ。

漢方の処方もしてくれる?

引用:誠心堂薬局

木場公園クリニックでは、簡易的な漢方は処方が可能です。
本格的な漢方治療を求めている方でしたら、よく一緒にセミナーなどを行なっている誠心堂薬局を紹介してくれますよ。

誠心堂薬局は、36年以上の治療実績がある漢方薬局。
定期的に妊娠数を公表していて、”子宝薬局”として有名です。

私も1度目の流産をきっかけにお世話になっている誠心堂薬局。
継続しているおかげか、年齢が上がっても成熟卵が採れる数が増えたり体温も綺麗な二層式になるようになったりと体調の変化を感じています。

漢方妊活にご興味がある方はこちらの記事もぜひご確認ください。
▶︎温活妊活や漢方妊活にプラセンタ輝精水!39歳二人目妊活中のレビュー
▶︎漢方不妊治療に亀鹿二仙丸(きろくにせんがん)!2人目妊活中の効果

不育症の場合も治療できる?(2023年9月追記)

妊活を続けていると、不育症なのではと心配になるケースも出てくると思います。

30代で3回流産を繰り返した私も、不育症と診断されました。

木場公園クリニックでは、木曜日に不妊症専門の医師が来ているので、治療が必要かどうかなど詳しく相談できますよ。

もし、本格的な検査や治療が必要と判断された場合は、基本的に日本医科大学附属病院に紹介されてそこで検査・治療を受けます。

日本医科大学附属病院での不育症治療の口コミについては、こちらの記事をご確認ください。
▶︎【不育症口コミ】有名な日本医科大学病院での治療や検査レビュー

分娩はできる?

木場公園クリニックでは分娩はできません

妊娠経過がよければ、だいたい妊娠9週目くらいには出産をする産院へ転院となります。
ただし、妊娠11〜13週頃から、希望すれば胎児精密超音波検査を受けることはできます。
別途費用はかかりますが、木場公園クリニックで不妊治療を行って妊娠した方は、超音波検査は半額となるそうですよ。

引用:木場公園クリニック

木場公園クリニックの口コミまとめ

改めて、木場公園クリニックについてまとめてみました。

✔️技術力の高さを感じる不妊治療専門病院
✔️医師からも患者さんの妊娠への熱意を感じる
✔️予約システムがあるので予約・キャンセルが簡単
✔️第二子不妊治療専門フロアがあるので子連れOK
✔️現金支払いのみ、激混みの時間帯には要注意

不妊症に困っている友人がいたら、間違いなく一番におすすめできる病院だと思います。
ぜひ参考になさってみてくださいね。

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