おもちゃ売り場で息子が釘付けになって、思わず買ってしまった公文のくみくみスロープ。
LEGOブロックもプラレールもお家遊びがほとんど続かない息子が、これだけはずっと飽きずに毎日遊んでいます。
今回はそんなくみくみスロープの子どもが夢中になるポイントや購入前の気になる疑問、注意点までヘビーユーザーの観点で詳しくご紹介しています。
ぜひ参考になさってみてくださいね。
公文のくみくみスロープとは?
くみくみスロープとは、公文が販売している知育おもちゃ。
自由にプラスチックのパイプのようなパーツを組み合わせて、ボールを転がして遊びます。
自分でボールの流れを考えて遊ぶことで、集中力や観察力、想像力や考える力を養うのに適しています。
カラフルな配色で、子どもだけでなく大人も楽しみながら遊べるおもちゃです。
対象年齢は3歳からですが、わが家では2歳7ヶ月くらいから使っていますよ。
誤飲の危険性はない?
くみくみスロープのボールは小さめなので、誤飲の可能性はあると思います。
物を口に入れなくなった頃からの使用をおすすめします。
どうしても早めに遊ばせたいという方は、保護者がしっかり見守っている中で遊ぶようにしましょう。
どれから買うべき?くみくみスロープの種類と価格
くみくみスロープは4つのセットがあります。
2.くみくみスロープボリュームアップセット
3.くみくみスロープジャンプ&大車輪セット
4.くみくみスロープたっぷり100
結論から言うと、くみくみスロープに興味を持ってもらえそうなお子さんなら、「くみくみスロープたっぷり100」の購入をおすすめします。
おもちゃ売り場の見本に少し触ってみたり、児童館などにあるもので少し遊んでみて、お子さんが興味を持ってもらえそうかどうか感触を掴んでおくと良いと思いますよ。
理由としては、
✔️100には台座があるので、安定して作れる
✔️1箱に入らないので、箱の購入が必要
✔️100には暗闇で光るボールが付いてくる
ということがあげられます。
特に、大きな作品にしようとするとどうしても足場が足りなくなるので、たっぷり100にある台座はとても重要です。
3歳未満で、まだジャンプセットなどは難しいかなという場合でも、パパママが少し手伝ってあげるとできるようになっていくので、初めから全てのパーツに慣らしておくと遊びの幅ももっと広がっていきますよ。
ちなみに、それぞれの価格はこちらです。
(※2023年4月時点。くもん出版公式オンラインショップより)
基本セット | 4,620円(税込) |
ボリュームアップセット | 1,980(税込) |
ジャンプ&大車輪セット | 2,750(税込) |
たっぷり100 | 10,450(税込) |
くみくみスロープで1ヶ月遊んだ結果
2歳7ヶ月くらいから遊び初めたくみくみスロープ。
初日は遊び方がわからなかったようで、パパママが作ったコースにボールを転がしているだけでしたが、翌日には自分でコースを作り始めました。
初回で作ったのがこちらのコース。
まだボールの流れなどは理解できていないので、向きはバラバラです。
3週間くらい経った作品がこちら。
かなり上達してきたようで、いろいろなパーツを組み合わせて楽しんでいます。
3〜4歳でも自分でコースを作るのは力が足りなくて難しいという口コミを見ましたが、息子は力が強いせいか1週間くらいでほぼパイプを組み立てることができました。
1ヶ月くらい遊んでいると、ボールの流れも理解できてきたようで、ボールがうまく流れないとパーツの向きを変えるように。
お風呂上がりでも、服を着る前にくみくみスロープで遊び始めるほど・・・
相当ハマっている様子です。
くみくみスロープの夢中になるポイント4つ
おうち遊びに初めて夢中になった息子を観察していると、他のおもちゃにないくみくみスロープの特徴がいくつか見えてきました。
そんなくみくみスロープのパーツをよく見てみると、細かい仕掛けがたくさん。
例えば、こちらのパーツは細かく線が入って階段状になっています。
ボールを転がすと微妙にカタカタという音がして、他のパーツと違った響きが楽しめますよ。
他にも、水車状のパーツがあったり、大きな螺旋状のパーツがあったりと、それぞれ違った音が楽しめるのも仕掛けの一つです。
こうすることでボールの動きがわかりやすいのか、何度もボールを転がしては積み上げていきます。
プラレールも組み立てた線路の上を電車が走るのでくみくみスロープに原理は似ていますが、電車を走らせながら線路を組み立てていくのはなかなか難しいですよね。
その点、くみくみスロープなら結果を予測しやすいので、方向修正がしやすいのも集中力が続く原因となっている様子でした。
横方向だけでなく縦方向にも遊ぶ空間を広げていけるのも楽しさの一つになっているようです。
時には自分の身長よりも高いコースになって、大興奮でボールをジャンプして入れていたりします。
そして、くみくみスロープの拡張版には透明なパーツが付いてきます。
透明なパーツだとボールの動きが360度見えるようになるので、横から見たり下から寝転んで見たりしてより一層楽しめますよ。
くみくみスロープはボールさえあれば他の人と一緒に遊びやすいのも特徴。
実際わが家では、よく息子が私にボールを持ってきて「Ready go!」と言ってボールを別の箇所から入れて遊ぼうとしてきます。
くみくみスロープの驚きの効果
おうち遊び用のおもちゃは、パパママが忙しい時に一人で遊ばせるために使うことが多かったので、新しい遊び方に発展しないことが多かったのが悩みの種でした。
でも、くみくみスロープで遊び初めて2週間ほどした時、息子がトミカでボールの流れを止めて、トミカを離して一気にボールを流す遊びをし始めました。
他にも、プラレールに貨物列車のパーツを付けて、ボールを落として電車を発射させてボールを運んだりも。
不思議と親が教えなくても自分で遊びの幅を広げていて、想像力が上がっていることを実感。
どうやら、レールに乗せないとボールが下に落ちてしまうということを不思議に思っていたようです。
大人にとっては当たり前でも、子供にとっては重力を知ることも新しい発見になるようですね。
落ちる仕組みを理解してからは、傾斜があるところからボールを転がすと転がるということを理解したようで、くみくみスロープ以外でも、プラスチック板などを使って、上から下にトミカを転がしたりして遊んでいました。
何度もボールを転がしたりパーツを観察したりすることで、試行錯誤する力が身についているのを実感。
ころがスイッチ、ころころコースターとの違い
同じようにボールを転がして遊ぶおもちゃの代表的なものには、ころがスイッチとピタゴラスイッチがあります。
「考える」「組み立てる」「試す」「直す」の4つのフローでプログラミング学習の基礎となるプログラミング的思考が身につきます。
立体を意識して遊ぶよりも、スイッチの仕掛けを理解して遊ぶタイプの知育おもちゃです。
ドラえもんが好きなお子さんなら更に楽しんでもらえると思いますよ。
くみくみスロープは約3歳からが対象ですが、こちらは飲み込み防止でボールも大きめに作られているので、1歳半から遊べますよ。
小さな手でも組み立てやすい組み立てパーツ入りで、初めてのコロコロ遊びにピッタリです。
公文のくみくみスロープはどこで買うのが一番お得?
くみくみスロープは、公文の公式サイトの他、ネット販売店、トイザらスなどの実店舗でも販売しています。
トイザらスでは、基本セットとボリュームアップセットがセットになったトイザらス限定商品も販売されていますよ。
実店舗よりも安く販売しているケースがほとんどですよ。
また、購入以外でも、レンタルして遊ぶこともできます。
知育おもちゃレンタルのトイサブ!では、公文のくみくみスロープも取り扱っているのでオススメです。
購入前の気になる疑問解消Q&A
ボールが転がる音の違いも楽しみの一つのおもちゃのため、音はそこそこします。
ただ、個人的にはプラレールの稼働音よりはうるさくないと感じています。
話している声が聞こえないというほどの音量ではないですよ。
くみくみスロープ100にしかない、台座や暗闇で光るボールなども別売りされていますよ。
スペアのボールも販売しているので、ボールを増やして遊びたい時なども便利です。
わが家でもお風呂でやってみましたが、ボールが飛び散って後片付けが大変でした・・・
また、シャワーだとボールがスムーズに流れてくれなかったので、夏場の水遊びにホースを使って遊んでみると楽しそうです。
プラスチック製なので、濡れたパーツは乾かせば問題なくその後も使用できますよ。
公文のくみくみスロープまとめ
・公文のくみくみスロープは自分で考える力、忍耐力が身につく知育おもちゃ
・カラフルな色と楽しい音で子どもも大人も夢中に
・立体で形をとらえるチカラを育む手助けに
・一人ではなくみんなで遊べる
・購入はネット経由で、たっぷり100セットがおすすめ
喜んでもらえて学習にもなるおもちゃです。
ぜひチェックしてみてくださいね。